第2回高1全統記述模試攻略のためのトレーニングその1~英語・語彙力~
- shoohs888
- 2024年6月3日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年6月18日
はじめに
高校一年生で6月に全統記述模試を受ける学校が多いと思います。「模試のための対策」をするのはちょっと変ではあると思うのですが、模試で出題されるのは言うまでもなく今後も重要なことなので、何もしないよりははるかに良いと思います。
高1全統模試の前に押さえておきたい単語
高1一学期の全統模試はあくまで中学生の延長なので、高校英文法はあまり出題されないのですが、私立高校を受験せずに公立の高校を受験して進学した生徒にとっては見慣れない単語もあります。どんなものを押さえておけばよいかは以下の通りです。
①派生語(形容詞⇔名詞、名詞⇔動詞など)
②同音異義語
③多義語
①派生語(形容詞⇔名詞、名詞⇔動詞など)
①の派生語は、succeed(成功する)⇔success(成功)など動詞から名詞に派生するパターン、happy(幸せな)⇔happiness(幸福)など形容詞から名詞に派生するパターンなどがあります。単語帳を持っている場合は日本語の意味だけでなく関連語として派生語が載っている場合がほとんどなので、それを参考にしましょう。ちなみに、こういったものはネクサス個別指導学院の校舎で一覧にしたプリントとして渡すことができるので、ぜひ気軽に問い合わせてください。
②同音異義語
②の同音異義語は、rightとwrite、redとread、ateとeightのように発音が全く同じで意味が異なる語のことです。これは自分で思いつく限りピックアップしたり、インターネットでいろいろ検索をかけたりしてみてください。もちろんこちらも、一覧表をネクサス個別指導学院の校舎でご用意することができます。
③多義語
③の多義語は、同じ単語で複数の意味を持つ単語のことです。たとえばcompanyには「会社」という意味がありますが、「仲間」「お供」の意味もあります。基本的に複数の意味を持つ単語は、どちらの意味の方が大事であるというものではないため、必ずすべての意味を押さえておくようにしてください。(上のcompanyについても、keep company with~ ~についていく、のような表現があり、それを使ったひっかけ問題などもあったりします。)
それでは、練習問題と対策についてみていきましょう。
英語の語彙問題について練習問題と対策
練習問題1 次のCとDの関係がAとBの関係に等しくなるように、Dに入る単語を答えなさい。
| A | B | C | D |
(1) | I | eye | blue | ( ) |
(2) | see | sight | arrive | ( ) |
(3) | she | see | shine | ( ) |
(4) | succeed | fail | success | ( ) |
(5) | weigh | weight | high | ( ) |
練習問題1の答え
(1) blew blowの過去形。blueと同じ発音。
(2) arrival sightは「光景、見ること」という意味で、seeの名詞形。arrive「到着する」の名詞形であるarrivalを入れる。
(3) sign これはおまけ問題。[s]と[ʃ]の違いを使った面白い問題です。
(4) failure fail「失敗する」の名詞形failureを入れるとよい。
(5) height 読み方は「ヘイト」ではなく「ハイト」。weighは「重さがある」という名詞の意味であることにも注意。
それでは次の問題です。
練習問題2 次の( )内に共通して入る語を答えなさい。
(1) You can play in this ( ).
You can’t ( ) your car in this area.
(2) You must begin a sentence with a capital ( ).
I write a ( ) to my girlfriend once a week.
(3) You must ( ) your parents.
The idea is so good in every ( ).
練習問題1のところで挙げた「③多義語」の問題です。実際の全統模試では、上よりもう少し難しいぐらいのものが出題されるのではないかと思われます。
みなさんはいくつ正解できたでしょうか。
練習問題2の答え
(1) park 「パーキングエリア」などからわかるように、parkに「駐車する」という意味がある。
(2) letter letterには「文字」という意味があり、capital letterは「大文字」。ちなみにcapitalも「首都」「資本」など複数の意味を持つ多義語。
(3) respect 「リスペクトする」は「尊敬する」これは知っていると思います。respectには「観点」という意味があります。in every respectで「すべての点において」
見たことない問題ばかりで驚いてしまった人もいるかもしれませんが、上に出てきたようなものを学習するだけでも点数は10点ぐらい上がります。今後においても重要なものばかりですので、しっかり学習しておきましょう。
ネクサス個別指導学院では…
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