愛媛県立高校入試220点大作戦!~得点のための戦略~
- shoohs888
- 2024年6月22日
- 読了時間: 6分
更新日:2024年7月4日
はじめに
みなさん、こんにちは。今日は、愛媛県立高校入試で220点を狙っていくための戦略の一例について紹介していきたいと思います。まずは各科目の目標点について、だいたい以下のような点数の取り方を目指していくとよいと思います。
愛媛県立高校入試 目標点の目安
国語 | 数学 | 理科 | 社会 | 英語 |
40 | 42 | 48 | 45 | 48 |
計:223点(250点中)
学習のポイントは以下の通りです。
愛媛県立高校入試で220点を取るには…
①英語と理科を満点近くまで取りに行く
②数学は第2問までを満点に。難しい問題を飛ばしながら進める。
③国語は作文で減点がないよう、必ず先生の添削を受ける
④社会はインターネットなどを活用し、より広く深い理解を!
①英語と理科を満点近くまで取りに行く
愛媛県の入試の中で点数が安定しやすいのは理科と英語です。理科はひねりのある問題がごくごく一部あるものの、ほとんどが教科書レベルの問題で、「整理と対策」などの受験参考書でほぼカバーできる難度です。英語は難化傾向にはあるものの、努力により一番点を伸ばしやすい科目です。教科書の内容を覚えることで、一気に満点に近づくことができるでしょう。
②数学は第2問までを満点に。難しい問題を飛ばしながら進める。
「愛媛県立高校入試の数学は標準的で難問はない」と言われることが多いですが、それはどの都道府県も数学の難度が上がっているからそう思われているだけで、実際には難しい問題はあります。したがって、目標点は満点ではなく40点とやや低めに設定しておきました。ちなみに、15年ほど前までは愛媛県の数学は手ごわい問題が多く、分量も多かったことを考えるとたしかにレベルが下がったというのは嘘でもないような気はします。いずれにしても具体的な対策としては、過去問を遡れるだけ遡って何度も解き、過去問にある問題は全部一瞬で解けるぐらいに仕上げることができると目標とする点数に大きく近づけると思います。
「第2問までで満点を目指す」というのは、短距離走のスタートダッシュというイメージで練習をしていくとよいと思います。第2問までをいかに早く片付けて第3問、第4問と移っていけるか、これをぶっつけ本番ではなく練習の時点で当たり前の感覚として身につけていけるかどうか、というのも勝負の分かれ目になると思います。
③国語は作文で減点がないよう、必ず先生の添削を受ける
以前の記事にも書きましたが、まずは減点を気にするのではなく自由に思ったことを300字以上で書く練習をしましょう。ある程度身体を作文に慣らしてきたら、次は学校や塾の先生から添削を受けるようにしましょう。「添削はなくてもよい」と考えている人は要注意です。今はのんびりかまえていても、入試本番の日が近づくにつれて不安は増してきます。直前期になってようやく添削を受けに行ってアドバイスをもらったとしても、できていないという不安が増大するだけです。早め早めに動いて、直前期はこれまでに受けたアドバイスを振り返りながら満点を取る練習をする、というイメージでこの夏から秋を過ごしていきましょう。
④社会はインターネットなどを活用し、より広く深い理解を!
社会は暗記科目?
社会は暗記科目といわれています。しかし、愛媛県では、特に歴史において出来事の起こった順番など、論理立った理解が有利に働く問題が多いです。例を挙げると、年表中で「官営模範工場である八幡製鉄所が設立されたのはいつの時期か」を答えさせる問題がありましたが、この八幡製鉄所は日清戦争による賠償金によって設立されたことを考えると日清戦争の直後の時期が答えになる、という考え方ができます。もちろん、こういった事実はきっちりと教科書に書いてあるのですが、中学生にとっては事実の羅列であるにすぎず、イメージが非常に持ちにくいため、教科書を読んだだけでは得点に結びつきにくいというのが難しいところです。
暗記戦略
もちろん社会は暗記だと思ってとにかくガンガン覚えるという手はあります。中学生の思考には実は体系的な理解よりも丸暗記が得意であるという特徴があります。それを生かして大量に暗記をする方法があります。しかし、これでは満点は不可能です。この方法では、少し問題の文言が変わっただけで答えられなくなるということが起こりかねません。それに、おそらくこの方法で乗り切ろうとすると受験勉強のほとんどの時間を社会に使うことになり、効率もかなり落ちます。
エピソード記憶の学習
そこでもう一つの方法。丸暗記ではなく、エピソード記憶で得点力を伸ばしましょう。先ほど挙げたように、一つひとつの事項をぶつ切りで覚えていくのではなく、流れやつながりで理解することが社会のテストにおいて有利に働きます。しかし教科書のみではそういったつながりが理解しにくい部分があるのはたしかです。そこで、少しでも気になる事柄はインターネットで調べて理解を深めましょう。たとえば「秋田県ではコシヒカリが作られているのになぜ青森県では作られていないか」と疑問に思ったとき、「青森 コシヒカリ ない」と調べるだけで、青森県の気温が秋田県と比べて低いことだけでなく青森のコメ作りの奮闘の歴史について知ることができます。たったこれだけでも非常に理解が深まり、社会に対して興味関心も増すことでしょう。受験期にはスマートフォンを子供に持たせていない保護者の方も多いと思いますが、その場合は保護者の方が調べてお子様に伝える形でも良いと思います。食卓の会話の質を高め、親子で受験を乗り切る作戦も大いに良いと思います!
ネクサス個別指導学院での学習
受験生のお子様にパソコンやスマートフォンを使わせたくない保護者の方もいらっしゃることでしょう。また、わざわざ調べるのも結構な手間ではあります。そこで、ネクサス個別指導学院の講師にすべてお任せいただくという方法があります。当塾の講師は高校の教科書をはじめ、東大入試の過去問研究などを通して深い知識を蓄え続けております。ここで学習すれば、歴史的あるいは地理的背景を楽しく学ぶことができ、点数アップにも大いに期待することができます。
最後に…
上に挙げた点数の目標は、あくまで一例ではあります。しかし、だいたいのみなさんが上のような戦い方で臨むのが我々は良いと考えます。もちろん上記に加えて数学が満点近く狙えるなら、220といわずに230を狙っていける可能性もあります。各科目の学習については他の記事でも紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
最後に最も重要なことですが、今点数が取れないことが悔しい、明日にでも目標点を取りたい、という気持ちがなければ、永遠に点数は上がりません。「基礎が固まってから」「この問題集が終わったら」などと言わず、自分が足りていないものを積極的に洗い出し、逃げずに勉強していきましょう。みなさんのことを精一杯応援しています!
愛媛県立高校入試対策ならぜひ松山市の学習塾 ネクサス個別指導学院へお越しください!!
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