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意外とつまずく英語前置詞(中2向け) 

  • shoohs888
  • 2024年6月1日
  • 読了時間: 4分

更新日:2024年6月18日


英語が得意な中学生のみなさん向けに、意外とつまずきやすい前置詞についての問題をいくつか出していきます。ネクサス個別指導学院にて問題を自作してみました。

みなさんは何問正解できるでしょうか。 


英語前置詞問題

それでは以下問題です。


第一問:空所にあてはまる前置詞を答えなさい。 

 彼は7月7日の朝に生まれた。 

 He was born (  1   ) the morning (  2   ) July 7.  be born 生まれる 


第二問:空所にあてはまる前置詞をそれぞれ答えなさい。 

 ナイフでケーキを4つに切ってください。 

 Cut the cake (   1   ) the knife (  2   ) four. 


第三問:空所にあてはまる前置詞を答えなさい。

 私は彼と電話で話した。 

 I was talking with him (     ) the phone. 


第四問:空所にあてはまる前置詞を答えなさい。 

 私は3000円でそのカバンを買った。 

 I bought the bag (     ) three thousand yen. 






 





 




問1解答: 1:on     2:of 

 「午前中に、朝に」はin the morningと表現しますが、今回のようにちょっとでも「〇〇の朝」という条件が加わると、on the morning of~のような形になります。ちなみに、ofは「~の」という日本語にすることが多いです。ofのさらなる発展的なお話は、また今度の記事で書くことにします。 



問2解答:  1. with   2. into 

 いかがでしたか?withは「~と一緒に」という意味があることはわかっていると思いますが、上のように「~を使って」という方法・手段を表す使い方があります。手段は手段でも「手に持って使う手段、道具」のことを指すことに注意しましょう。道具を手に持っているので、道具と使っている人が「一緒に」なっていると考えるとよいと思います。 

 もうひとつのintoについて。intoの意味は「~(外)から中に」という意味があります。inが単純に「~の中」というのを表すのに対し、intoは「外から中」という変化を表します。 


 out of~     ⇔  into~ 

 ~から外へ    ~の中に 


 このintoにはもうひとつ重要な意味があります。それは、上の「~から中へ」という「変化」のイメージから、あるものからあるものへの変化を表す使い方です。今回は、ケーキが4つに変化したのでintoを使っているわけですね。 


 the cake  into  four 

    (変化→) 

 


問3解答:on 

 前置詞は「~で」と訳すものがとても多いので、atだったりinだったりどれだろうと迷ってしまう中学生もたくさんいると思います。今回の正解はonということになります。 

今回のonは「接触」というイメージからたどり着くのは少し難しいと思います。結論を言ってしまえば、「電波系はon」と覚えておくのが良いでしょう。たとえば「インターネットで」は on the Internet、「ラジオで」は on the radio、そして一番みなさんにとってなじみがあるのは「テレビで」のon TVですね。これらはすべて電波がかかわってくるので、そういうものはすべてonと記憶しておくと良いでしょう。 



問4解答:for 

 前置詞forには、実はたくさんの意味があります。「~の方向に」という意味が基本ですが、他にも「理由」「目的」などの意味があり、今回は「交換」の意味での用法になります。英語には、単語がいくつか重なって意味をなす「熟語・連語」という表現があり(たとえばat home、in front of~など)、それを覚えるのはけっこう大変だと思います。しかし、このような前置詞の意味を知っておくと、連語の覚えやすさははるかに上がります。実は高校生でも知らない人が多いので、これを読んだみなさんはラッキーかもしれませんね。 




ネクサス個別指導学院では…

上のような問題を、みなさん一人ひとりに合わせて作ることができます。もちろん、英語以外の科目もです。また、講師の知識はとても豊富で、説明の仕方を一人ひとりに合わせて変えることができるのも特徴です。たとえば、「前置詞」のような用語をどんどん使って説明した方がわかりやすい中学生、極力使わない方がわかりやすい中学生などさまざまですが、レベルや性格を常に見ながら教え方に変化を加えます。 

 

英語が得意だと思っていたのに今回の問題を一問でも間違ってしまった方、まだまだ英語力を伸ばせると思います。


また、英語に自信があったのに前置詞が何なのかを考えたこともなかった中学生もきっといることでしょう。ネクサス個別指導学院で圧倒的な英語力を身に着けていきませんか?

愛媛県松山市にある中学生の塾ならネクサス個別指導学院へ!ぜひ、校舎でお待ちしています。 

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